iPhone のスタンバイモード完全ガイド
充電中の iPhone を、枕元の時計・写真フレーム・ウィジェット板に変えるのがスタンバイモード。設定の全部、3つの画面、ならない時の直し方、「うざい」「怖い」の対処、そして充電なしで使いたい人への答えをまとめました。
スタンバイモードとは
スタンバイは iOS 17 で登場し、iOS 26 でも iOS 27 でも健在の機能です。iPhone が充電中で、ロックされていて、横向きに立てかけてあるとき、ロック画面の代わりに部屋の向こうからでも読める横長の表示に切り替わります。時計、ウィジェット2枚、あるいは写真のスライドショー。Apple がそれまで持っていなかった「枕元時計モード」だと思ってください。
iOS 17 以降が動く iPhone ならどれでも使えます。機種に依存するのは常時表示だけで、これは iPhone 14 Pro 以降の Pro モデルが必要。それ以外の機種では、しばらく表示したあと暗くなり、タップするか本体を動かすと戻ります。
スタンバイモードの設定方法
- 設定 → スタンバイ を開き、スタンバイ をオンにします(買ったばかりの iPhone では最初からオンです)。
- iPhone を充電します。Lightning / USB-C ケーブルでも MagSafe 充電器でも構いません。
- ロックして、横向きにします。何かに立てかけるかスタンドを使ってください。平置きや手に持った状態では起動しません。
1秒ほど待つと、勝手にスタンバイに切り替わります。アプリを開く必要はありません。
3つの画面 — ウィジェット・写真・時計
左右にスワイプすると3つの画面を行き来できます。
- ウィジェット — 左右に2つのスタック。それぞれを上下にスワイプすると中のウィジェットが切り替わります。長押しで追加・削除、スマートローテーションをオンにすると、その時いちばん役立つウィジェットを自動で出してくれます。
- 写真 — ライブラリのスライドショー。長押しでアルバムを選んだり、枕元に出したくないものを隠したりできます。
- 時計 — 全画面の文字盤が数種類。デジタル、アナログ、世界時計、ソーラー、フロート。長押しして上下にスワイプでスタイルを変え、色のボタンで色を変えられます。
スタンバイは最後に見ていた画面を覚えているので、一度時計にしておけば次に充電したときも時計から始まります。
スタンバイのカスタマイズ
ウィジェット
ウィジェット画面でどちらかのスタックを長押しすると編集モードになります。+ で追加(検索できます。「時計」や「天気」と入力)、ウィジェットの - で削除、ドラッグで並べ替え。ホーム画面用のウィジェットを持つアプリなら何でもここに出せます。私たちのような他社製の時計ウィジェットも同じです。
写真
写真画面で長押し。自動アルバム(おすすめ、自然、ペット、人)と、ライブラリの好きなアルバムが選べます。目のアイコンをタップすると、削除せずにスタンバイからだけ隠せます。
時計
時計画面で長押しし、好みの文字盤までスワイプ、角の小さな丸をタップして色を選ぶ。これでカスタマイズは全部です。スタンバイ内蔵の時計は、あえてシンプルに作られています。
常時表示にするには — できる機種・できない機種
「スタンバイモード 常時表示」で探している人がいちばん多いので、先に結論を。ずっと点けておけるのは iPhone 14 Pro 以降の Pro モデルだけです。設定は 設定 → スタンバイ → ディスプレイ:
- 自動 — 部屋が明るく、iPhone が使われている間は点けたまま。
- 20秒後 — 20秒たつと消える。
- なし — 充電している限りずっと点けたまま。
ネットで「裏ワザ」として出回っている「自動ロックをなしにする」方法は、スタンバイには効きません。スタンバイはロック中にしか起動しないので、ロックしないと出てこないのです。無印・Plus・SE で全画面の時計をずっと出しておきたいなら、正直な答えはひとつ — 全画面モードのある時計アプリを使うこと。詳しくは下の「充電なしで使える?」へ。
通知・ナイトモード — 「うざい」「怖い」の正体
残りの設定は 設定 → スタンバイ にあります。
- ナイトモード — 暗い部屋では画面全体が赤くなり、暗くなります。真夜中に「iPhone が赤く光っていて怖い」と感じたなら、それがこの機能です。目にも同室の人にもやさしい設計で、消したければここでオフにできます。
- 通知を表示 — スタンバイ中に通知を出すかどうか。内容を部屋の向こうから見られたくなければ タップ時のみプレビュー表示 をオンに。
「スタンバイモードがうざい」と感じる人のほとんどは、時計そのものではなく、通知が来るたびに画面が光ることに困っています。スタンバイごと切る前に、通知だけオフにしてみてください。
スタンバイモードにならない時のチェックリスト
- iOS 17 以降か。 設定 → 一般 → 情報 で確認。それより古い iOS にスタンバイはありません。
- スイッチがオンか。 設定 → スタンバイ → スタンバイ。
- 本当に充電されているか。 充電マークを確認。ケーブルの接触が悪かったり、ワイヤレス充電器が途切れがちだと、切れるたびにスタンバイから追い出されます。
- 横向きで、動いていないか。 机に平置きしたり手に持ったりしていると起動しません。何かに立てかけてください。
- ロックされているか。 ロック解除中なら、サイドボタンでロックして少し待ちます。
- 「ロック画面に戻ってしまう」。 Pro 以外の機種ではそれが正常です。約20秒で暗くなり、タップか本体を動かすと戻ります。これらの機種では点けっぱなしにはできません。
- それでもダメなら。 スタンバイをオフ→オンにして、iPhone を再起動。設定はオンなのに起動しない、というまれな状態がこれで直ります。
スタンバイモードを解除する
設定 → スタンバイ → スタンバイ をオフ。それだけです。充電中も普通のロック画面が表示されます。
一時的に出したくないだけなら、横向きに立てかけずに平置きで充電すれば起動しません。設定を触る必要はありません。
充電なしで使える?
使えません。これは設定でどうにもならない唯一の制限です。Apple はわざとスタンバイを充電に結びつけています。画面を点けっぱなしの全画面時計はバッテリーを空にしてしまうので、電源につながっているときだけ提供しているのです。
スタンバイの時計と、時計アプリ、どちらがいい?
どうせ充電器に置くし、Apple の5種類の文字盤で満足ならスタンバイ。ニキシー管、光る Terminal、秒針がなめらかに回る大きなアナログなど特定の見た目がほしいときや、充電器がないときは時計アプリ。両者はぶつかりません。同じアプリがスタンバイのウィジェット画面にも時計ウィジェットを出せるので、好きな文字盤を両方の場所に置けます。
よくある質問
スタンバイモードは充電なしでも使えますか?
使えません。Apple のスタンバイは、ケーブルでも MagSafe でも「充電中」のときだけ起動します。バッテリー駆動で全画面の時計を出したいなら、全画面モードのある時計アプリを使うしかありません。clockwidgets はどの文字盤からでも全画面にできます。
スタンバイが数秒で消えるのはなぜ?
常時表示ディスプレイのない機種では、スタンバイは約20秒で暗くなり、画面をタップするか本体を軽く動かすと戻ります。ずっと点けておけるのは iPhone 14 Pro 以降の Pro モデルだけです。
スタンバイモードは電池を消耗しますか?
充電中にしか動かないので、電池が減ることはありません。常時表示の機種では画面を暗くし、更新をゆっくりにして消費を抑えています。
どの iPhone でスタンバイが使えますか?
iOS 17 以降が動く iPhone すべて — iPhone XS / XR 以降、もちろん iOS 26・27 の機種も。常時表示だけは iPhone 14 Pro 以降の Pro モデル限定です。
スタンバイでデジタル時計にするには?
時計の画面までスワイプし、長押しして上下にスワイプすると「デジタル」を選べます。角のボタンで色も変えられます。
充電なしでもスタンバイの時計がほしい?
clockwidgets は34種の文字盤どれでも全画面で開けます。縦でも横でも、画面は消えず、充電ケーブルもいりません。無料の文字盤つき。